人は死んだらどこに行くの?ペットは?と誰しもが一度は考えた事のある永遠の疑問、魂はあるのかについて私なりに考察してみます。
私は過去に二度不思議な体験をしております。
一つ目は拾った子猫を亡くした時、当時私は大阪で働いておりました。
仕事の帰り道、亡くなった母猫のそばで鳴く子猫を見つけました。
母猫は既に息絶えており、不憫に思った私は子猫を家に連れて帰ったのですが子猫はまだ目も見えないような赤ちゃんで、懸命に世話をしましたが日に日に衰弱してゆきました。
動物病院に連れてゆき処置して頂きましたが、その日の夜子猫はスーッと眠るように息を引き取りました。
拾ってからまだ1ヶ月も経たない短い間の事でした。
当時まだペット火葬という職業があると知らなかった私は居住地の動物愛護センターに持って行き火葬して頂きました。
その日の夜、部屋で仕事の続きをしていると先住猫(もち子という猫もいました。)とは違う声色でニャアと聞こえ、野良猫かと家の外を見回っても何もいない。
はて徹夜続きで寝ぼけているのか?と思いつつ、もしかしたら亡くなった母猫が子猫を迎えに来た声だったのではと思った事を今でも覚えています。
2つ目は祖母の危篤の時の羽黒トンボ。
羽黒トンボは別名神様トンボと呼ばれており、清流沿いに生息しています。
私の住んでいる所は地方都市なので清流というものはありません。
私の祖母は生命力の固まりのような人で過去に三度危篤を乗り越えております。
その時も危ないかもしれないと言われていましたがコロナ禍で見舞いに制限がかかっている時期で私は見舞いに行けませんでした(後で聞いたのですが受付の方の伝達ミスで本来は危篤の患者は見舞いを受け付けていたそうです。)
あんなに強いおばあちゃんだし今回も乗り越えるよねと思い子供の園の迎えに行く途中、羽黒トンボが私の周りをぐるぐると飛び離れません。
払っても払ってもずっと近くを飛んでいるので諦め半分で歩いているとスーッと離れてどこかに消えて行きました。
今思うとあれは虫の知らせというものであったと思います。
その時刻、祖母は生死の境を彷徨い翌朝あの世へと旅立ちました。
あくまで私の考察ですが、人も動物も情が通うと魂としてその人に何らかのサインを出すんじゃないかなと思います。
もちろんサインを出していたとしても私たちが気づかない場合も多いと思います。
私も過去に猫、犬、うさぎ、インコ、九官鳥、ハムスターなどたくさんのペットと共に暮らしましたが不思議な体験をした子は上に書いた子猫のみでした。
霊界と現世はラジオのようなもので、チューニングが合えばコンタクトが取れるんじゃないかなと思っております。
遠いようで近い、あの世(虹の橋)
しばしのお別れの時に後悔の無いよう、安心して虹の橋でご家族様を待てるよう、旅立ったペットちゃんが道に迷わず無事たどり着けるようサポートする道先案内人として日々従事しております。